■ 『評点』の評点基準
1.カテゴリー1〜6
評価項目ごとに、その評価項目に属する標準項目の数に応じ、“充足たしている状態”にある項目数に基づいて評点を決定します。例えば、ある評価項目に属する標準項目が5つの場合、そのすべてを“充足している状態”であるときの評点は、“○が5つ”となります。公表画面では、●が5つ表示されます。
(注1) “充足の要件は次の3項目です。
ア 当該事項を実施していること
イ その実施が継続的(必要性を認識し、計画的)であること
ウ その根拠を示せること
2.カテゴリー7
カテゴリー7の2つの評価項目には、カテゴリー1〜6の評価項目のような評価基準は適用されません。事業者が前年度に具体的な目標〔P]
を設定して取り組み〔D〕、結果を検証〔C〕したうえで、今年度以降の目標設定や取り組みに反映しているかどうか〔A〕を確認し、次の3つのプロセスについてそれぞれ当てはまる評語を決定します。
・目標の設定〔P〕と取り組み〔D〕
・取り組み〔D〕と検証〔C〕
・検証結果の反映〔A〕
(注2) 評価項目は、「組織マネジメント分析項目(カテゴリー1,2,3,4,5,7)」と「サービス分析項目(カテゴリー6)」に大別され、前者は、すべてのサービスに共通、後者は、サービスの種別〔2023年度は61サービス〕ごとに設定されています。
(注3) 標準項目は、「東京都内の福祉サービス事業者が、福祉サービスの質の向上を図る観点から、標準的に実施していることが必要であると認められる事項、または、実施するための仕組み(取り組み)があることが必要であると認められる事項」とされ、事業評価の評価項目を評価するための基準となる項目です。
■ 『事業者が特に力を入れている取り組み』の判断基準
事業者が力を入れている取り組みであって、次のすべてを満たしている場合に、記入します。
いずれかの評価項目のねらいに合致した取り組みであること。 |
当該評価項目に属する標準項目の1つ以上を満たしていること。
|
創意工夫、独自性や先進性などの観点から、利用者の選択や他の事業者のサービスの質の向上のモデルとして評価できる取り組みであること。
|
|